退任のご挨拶　前校長・坂根先生 | 広島市立沼田高等学校同窓会サイト

同窓生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は、本年３月末日をもちまして３８年間の教員生活を終え、１２年間勤務した沼田高等学校を最後に定年退職いたしました。この間、同窓会の皆様にはさまざまな面でご協力ご支援をいただき、心より厚くお礼申し上げます。とりわけ、本校創立２０周年記念事業・行事、体育コース創設２０周年事業・行事におきましては、物心両面より多大なるご支援をいただき、本校教育活動がさらなる発展を成し得たことに深甚なる感謝を申し上げたいと思います。河野前同窓会長様、広兼同窓会長様をはじめ歴代の同窓会役員の方々が、強い母校愛で同窓会運営にご尽力され、今日の本校ならびに同窓会の隆盛、すばらしい伝統が築き上げられていることに敬意を表したいと思います。
　沼田高等学校は近年、学力向上と競技力向上を両輪として、校訓「気宇壮大」の体現、「風凜火山」の合い言葉を掲げ、生きる力を育み、活力溢れ、品格のある学校づくりを続けてきました。在校生は、学習と部活動・生徒会活動などの学校生活において常に「高き峰」をめざして「若き命」（情熱）を燃やし続けてくれています。卒業後、同窓会活動にも興味・関心を持ってくれるよう、卒業前、同窓会総会における当番幹事の役割などについても説明を行い、意識づけに努めてきています。ただ、在任中目標達成をめざし精一杯努めましたが、力及ばないことも多く、同窓会会員の皆様の本校にお寄せいただいているご期待とご要望に十分応えることができなかったかも知れません。非力の点、どうかお許しください。また、同窓会のために力を尽くされていた吉岡副会長様と村本教頭先生が、病によってご逝去されたことが、私にとっても、本校にとっても、同窓会にとっても誠に痛恨の極み、心痛むことでした。お二人の遺志を継いで本校ならびに同窓会の発展のために、今後も微力を尽くしたいと思います。
　最後になりましたが、同窓会会員の皆様のますますのご活躍とご健勝を祈念し、退職のご挨拶とお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

＊追伸：私の近況は、Ｙａｈｏｏブログ「文さんの折々の記」をご覧ください。